帰化(きか)は何年すめばOK?「5年ルール」のほんとう

日本のカレンダー、時計、手帳を見ている外国人の写真。
目次

1.帰化の「5年ルール」とは?

帰化したい外国人の方がまず気になるのが、
「日本に何年すめば帰化できますか?」
という質問です。

多くの方は
「5年すめばOK」と思っていますが、
実は少しちがいます。

法務省のルールでは、次のように決められています。

• 日本に引き続き5年以上住んでいる
• その間、ビザが切れていない
• 日本で仕事をして、安定して生活している

これが本当の「5年ルール」です。

2.どこから「5年」を数えるの?

「日本に来た日から?」
「今のビザになった日から?」
と迷う人が多いですが、ポイントは次のとおりです。

• 日本に入国(にゅうこく)してからの期間
• ビザを切らさずに住んでいること
• 長い出国(しゅっこく)がないこと

とくに大事なのが「出国の日数」です。

3.出国(しゅっこく)が多いとNG?

はい。これはとても重要です。

1年間で 90日以上 長く外国にいると、
「日本に住んでいる」と考えられなくなります。

また、短い出国でも、

• 1年間でたくさんの回数
• 仕事でよく外国へ行く
• 長期の里帰り

などがあると、審査がむずかしくなることがあります。

「5年は住んだけど、外国にたくさん行った」
という方は注意が必要です。

4.日本人の夫(おっと)・妻(つま)がいると短くなる?

はい、短くなるケースがあります。

• 日本人と結婚して3年以上
• そのうち1年以上、日本に住んでいる

この条件を満たすと、5年より短い期間でも帰化できることがあります。

ただし、

• 生活が安定している
• 夫婦(ふうふ)関係が安定している
• 税金をきちんと払っている

など、ほかの条件もしっかり必要です。

5.ビザが切れるとどうなる?

これはとても大事なポイントです。

1日でもビザが切れると、5年がリセットされる可能性があります。

そのため、

• 在留カードの更新日はカレンダーで管理する
• 引っこししたら、市役所に必ず行く
• 仕事を変えたら会社にも確認する

など、日ごろのていねいな管理が大切です。

6.仕事を変えたらどうなる?

転職(てんしょく)すると、

• 収入が下がる
• 給与(きゅうよ)の記録がとぎれる
• 雇用(こよう)形態が不安定になる

などの理由で、審査が長くなるケースがあります。

ただし、
「まじめに働いている」
「生活に問題がない」
という状態なら、転職しても帰化は可能です。

7.5年クリアしたか不安な方へ

5年ルールはシンプルに見えますが、

• 入国から何年?
• 出国は多い?
• 仕事や収入は安定している?
• ビザが切れたことは?

など、確認することがたくさんあります。

帰化はあなたの人生で大切な手続きなので、
すこしでも不安な方は、専門家へ相談するのがおすすめです。

8.ご相談はこちら

あなたの生活やビザの状況をていねいに確認し、
帰化できるかどうかをやさしい日本語で説明します。

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この記事を書いた人

東京の行政書士・高瀬智抄子(たかせ ちさこ)です。
日本語教師として外国の方をサポートしてきた経験をいかし、
帰化(きか)・永住権(えいじゅうけん)の申請を専門にしています。

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