永住権（えいじゅうけん）とは？日本でずっと住みたい外国人の方へ
行政書士（ぎょうせいしょし）× 日本語教師（にほんごきょうし）がやさしく説明します
こんにちは。
行政書士と日本語教師として、外国人の方のビザ・永住・帰化のサポートをしている
髙瀨智抄子（たかせちさこ）です。
私は、これまで多くの外国人の方から、
「日本にずっと住みたい」
「ビザの更新が大変だから、永住権をとりたい」
という相談を受けてきました。
日本語教師として「やさしい日本語」で説明できるので、
日本語に不安がある方でも安心して読める内容になっています。
永住権（えいじゅうけん）とは？
永住権とは、**日本にずっと住むことができる特別な許可（きょか）**です。
いま持っているビザは、
1年・3年・5年など、期限（きげん）がありますよね。
その期限が終わる前に、更新（こうしん）する必要があります。
しかし、永住権があると…
- ビザの更新がなくなる
- 在留資格（ざいりゅうしかく）の種類を気にしなくてよい
- 日本で長く安定して生活できる
- 家族にとっても安心
など、生活がとても楽になります。
誰（だれ）が永住権をとれますか？
永住には、法務省のルールがあります。
ここでは、初めての方にも読めるように、やさしい言葉で説明します。
1. 日本に10年以上住んでいる
基本は、10年以上日本で生活していることが必要です。
ただし、
- 日本人の配偶者（はいぐうしゃ）
- 永住者の配偶者
などは、もっと短い年数でも可能です。
2. 安定した収入（しゅうにゅう）がある
仕事が続いていて、生活に必要なお金をしっかり得ていること。
一般的には、
年収（ねんしゅう）300万円〜400万円くらい
が目安になります（家族がいる場合は変わります）。
3. 税金（ぜいきん）・年金（ねんきん）などを正しく払っている
とても大事なポイントです。
- 住民税
- 所得税
- 国民年金 / 厚生年金
- 健康保険
これらを、毎年きちんと払っている必要があります。
4. 日本のルールを守って生活している
犯罪（はんざい）をしていない、トラブルがないこと。
交通違反（こうつういはん）が多い場合も注意が必要です。
永住権と帰化のちがい（よくある質問）
永住権
- 日本国籍にはならない
- 自分の国のパスポートを使う
- ビザ更新がなくなる
- 選挙には参加できない
帰化
- 日本国籍になる
- 日本のパスポートがもらえる
- 国籍が変わる（自分の国の国籍を失う国もある）
- 選挙に参加できる
「国籍は変えたくないけど、日本にずっと住みたい」
という方は、永住権がピッタリです。
永住権の申請はむずかしい？
永住権は、ビザの中でも一番むずかしい申請と言われています。
理由は…
- 必要な書類がとても多い
- 税金・年金の支払い状況が細かくチェックされる
- 収入が安定しているか見られる
- 生活状況も確認される
だからこそ、行政書士と日本語教師のハイブリッドである私は、
書類の作成と、やさしい説明の両方をしっかりサポートします。
永住権の申請の流れ（やさしい日本語）
STEP 1 相談（そうだん）
あなたの状況（ビザ、収入、家族）を詳しく聞きます。
STEP 2 必要な書類をあつめる
税務署、市役所、会社などの書類が必要です。
STEP 3 書類を整理・作成
行政書士が正しい形にまとめます。
STEP 4 入管（にゅうかん）へ申請
東京の場合は「品川の入管」へ行くことが多いです。
STEP 5 結果を待つ
半年〜1年ほどです。
永住権をとるメリット
- ビザ更新が不要（ふよう）
- 日本での生活が安定
- 仕事の選択が広がる
- 家族にとっても安心
- 長期的に日本に住みやすくなる
特に家族がいる方にとって、永住権は大きな安心になります。
行政書士 × 日本語教師のサポートが強い理由
私のサポートでは、次のメリットがあります。
- 行政書士として、入管のルールに合わせた書類を作成
- 日本語教師として、むずかしい言葉をやさしく説明
- 外国人の生活を理解したアドバイス
- ニューヨーク生活・民泊運営経験から、外国人の困りごとに共感できる
永住権は、提出する書類の「質（しつ）」がとても大切です。
わかりにくいところは、やさしい日本語で丁寧に説明します。
最後に（永住権を考えている方へ）
永住権は、日本で長く生活したい方にとって大きな安心をくれます。
ただし、準備するものが多く、正しい知識が必要です。
ひとりで悩む必要はありません。
行政書士と日本語教師をしている私が、あなたに合わせてサポートします。
ご相談はこちら
やさしい日本語でわかりやすく説明します。
