1．永住申請中に転職しても大丈夫？
結論：
転職しても永住申請はできます。
ただし、
収入（しゅうにゅう）・雇用（こよう）の安定が大切 なので、
転職の時期や状況によっては審査が厳しくなる場合があります。
永住では、あなたが
「日本で安定して生活できるか」
をとても重視します。
2．転職でチェックされるポイントは？
永住申請では、次のようなポイントが見られます。
• 収入が下がっていないか
• 雇用形態（こようけいたい）が安定しているか
• 給料の記録がきれいにそろっているか
• 転職前後で空白（無職の期間）がないか
• 長く働ける仕事かどうか
転職するときは、
「安定」 がキーワードになります。
3．収入が下がると永住はむずかしい？
はい、収入が大きく下がると審査がむずかしくなります。
永住では、
• 年収（ねんしゅう）
• 家族構成
• 勤続年数（きんぞくねんすう）
などを合わせて見ます。
ただし、
転職後に収入が安定していれば問題ありません。
4．転職のタイミングはいつが良い？
永住申請をする前に、
• 給与明細がそろっている
• 税金がしっかり払われている
• 雇用契約（こようけいやく）が安定している
という状態にしておくと、審査がスムーズです。
申請直前の転職は、
収入の記録が短くなり、審査が長くなることがあります。
5．無職（むしょく）の期間があると……？
無職の期間があると、永住審査ではマイナスになります。
• 仕事を辞めてから次の仕事まで
• 海外に長く出ている
• 働いていない期間が数か月ある
こうしたケースでは、
「生活の安定が足りない」と判断されることがあります。
無職期間はできるだけ短くするのがおすすめです。
6．在留資格（ビザ）はどうなる？
転職すると、
在留資格の変更や更新が必要になることがあります。
特に、
• 技術・人文知識・国際業務
• 経営・管理
• 介護
• 特定技能
などのビザは、
仕事内容が変わると手続きが必要です。
在留資格が不安定になると永住もむずかしくなるため、
転職前に確認しましょう。
7．2025年10月の法改正で注意する点
法改正により、
永住申請では 収入・雇用の安定に関するチェックがさらに厳しく なりました。
• 転職後に収入が不安定
• 社会保険の加入が遅れている
• 税金が滞納（たいのう）している
• 会社の経営が不安定（経営・管理ビザの場合）
こうした点があると、永住が難しくなります。
転職する場合は、
「次の仕事が安定しているか」を特に重視しましょう。
8．転職しても永住をとるためにできること
永住を目指すなら、次のことが大切です。
• 給料の記録をきれいにそろえる
• 税金・保険を毎月きちんと払う
• 雇用契約書（こようけいやくしょ）を保管する
• 長く働ける仕事を選ぶ
• 無職期間をつくらない
これだけで、審査がスムーズになります。
9．最後に（転職が不安な方へ）
転職しても、永住が取れなくなるわけではありません。
大切なのは
• 収入の安定
• 税金と保険の支払い
• 在留資格の正しい手続き
この3つです。
あなたの転職のタイミングや在留状況を確認しながら、
永住がむずかしくならないようにサポートします。
10．ご相談はこちら
あなたの仕事・収入・ビザの状況を聞きながら、
永住が可能かどうかをやさしい日本語でていねいに説明します。
