1.永住権は一生つづくもの?
永住権(えいじゅうけん)は、
日本にずっと住める資格(しかく) ですが、
「一度とったら絶対に消えない」というものではありません。
じつは、決められたルールを守らないと
永住が取り消されることがあります。
知らないまま生活している方も多いので、
やさしく説明します。
2.取り消しになる可能性があるのはどんなとき?
永住権が取り消されるケースで多いのは次のとおりです。
1)長期間(ちょうきかん)外国に出国している場合
永住を持っていても、
1年以上、海外に長く住むと取り消される可能性があります。
理由は、
「日本に住んでいない」と判断されるからです。
数か月の出国でも、何度もくり返すと
審査が厳しくなることがあります。
2)税金(ぜいきん)を払っていない場合
永住では、税金の未払いがとても大きな問題になります。
• 住民税
• 国民年金
• 健康保険
• 所得税
これらを払っていないと、
「日本のルールを守っていない」と判断されます。
3)重い犯罪(はんざい)をした場合
故意(こい)の犯罪や社会に大きな影響がある犯罪をすると、
永住は取り消されることがあります。
4)ウソの書類(虚偽申告・きょぎしんこく)
永住申請のときに、
• 偽造(ぎぞう)した書類
• 本当ではない情報
• 事実とちがう内容
を出した場合も、取り消しの対象になります。
3.2025年10月の法改正でどう変わった?
2025年10月16日の改正により、
永住を持っている人に対しても、
税金・保険の未払いに対するチェックが強化されました。
つまり、
• 長期間の未払い
• 故意(こい)の未納
• 会社を変えたあとに保険が切れている
などが見つかると、
更新や次の審査に影響します。
永住だから安心、と考えるより、
これまで以上にルールを大切にする必要があります。
4.どれくらいの出国(しゅっこく)で注意が必要?
永住が取り消される可能性が高いのは、
• 海外に1年以上住む
• 1年に何度も長期間出国する
• 生活の中心が外国になっている
というケースです。
ただし、
病気・育児・介護(かいご)など理由がある場合は、考慮(こうりょ)されることもあります。
5.永住を守るために大切な3つのこと
永住を長く続けるために、
次の3つを意識してください。
1)税金・保険を毎月正しく払う
未払いは大きなマイナスです。
2)住所(じゅうしょ)変更はすぐにする
引っこししたら、14日以内に市役所へ行きましょう。
3)長期間の出国をしない
やむを得ない場合は、理由の説明ができるようにします。
6.永住が取り消されそう…どうすればいい?
税金の未払い、出国が多いなど、
心配ごとがあっても大丈夫です。
大切なのは、
• 今の状況を整理する
• 未払いはすぐ払う
• 記録を正しくそろえる
という3つです。
あなたの状況に合った対策を、
やさしい日本語で説明することができます。
7.最後に(永住を守りたい方へ)
永住権はとても便利な制度ですが、
正しく使わないと取り消される可能性もあります。
でも、ルールを守って生活していれば、
永住を失うことはほとんどありません。
心配なことがある方は、
あなたの状況をいっしょに確認しながら、
丁寧にアドバイスしますのでご安心ください。
8.ご相談はこちら
永住のルール・出国・税金・保険について、
あなたの状況に合わせてやさしく説明します。